遺言書の検認とは?

query_builder 2023/09/25
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遺言書は、検認によって相続手続きがスムーズに進みます。
しかし検認とは、具体的にどのような行為を指すのでしょうか。
今回は遺言書の検認とはどのようなものなのか、手続きの内容について解説します。
▼遺言書の検認とは
遺言書の検認とは、見つかった遺言書を家庭裁判所に提出し、相続人立会いのもと中身を確認する行為を指します。
検認を行うことで相続手続きがスムーズに進み、遺言書の偽造を防ぐことに役立ちます。
また、検認は公正証書遺言書には必要ありません。
自筆証書遺言と秘密証書遺言においては行われますが、実施するかは任意です。
■検認手続きの内容
検認の申立てを受け、裁判所は相続人に検認を行う日を伝えます。
申立人は遺言書を保管している方や発見した方とし、その他の相続人が検認に出席するかどうかは自由です。
出席の際は、担当者から指示されたものを持参して出席しましょう。
検認の日に申立人や相続人立会いのもとで裁判官が遺言書を開封し、検認終了後は遺言書に添付してもらう検認済証明書を申請します。
▼まとめ
遺言書の検認とは、見つかった遺言書を家庭裁判所に提出し、相続人立会いのもと中身を確認することです。
相続手続きをスムーズに進めるために必要な手続きで、公正証書遺言書の場合は必要ありません。
「遺言書を発見したもののどうすれば良いかわからない」とお困りの方は、まずは専門家へ相談しましょう。
『羽鳥法律事務所』では、相続に関するさまざまなお悩みを解決できるよう尽力しておりますので、お気軽にご相談ください。

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