遺言執行者とは誰のことを指す?

query_builder 2023/09/13
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財産の相続は、亡くなった方の遺言に書かれた内容にもとづいて行われます。
その際に遺言執行者と呼ばれる代理人を立てますが、どのような方が対象になるのでしょうか。
今回は、遺言執行者とは誰を指すのかをご説明いたします。
▼遺言執行者とは
遺言の内容を実行する方は遺言執行者と呼ばれ、主に財産目録の作成・相続登記・名義変更などを行います。
多くは故人によって指定され、遺言により相続に関する手続きを信頼できる方へ任せる、という意思表示となります。
▼誰が遺言執行者になれるのか
遺言執行者は配偶者や子どもなどの相続人だけではなく、弁護士や司法書士といった専門家への依頼も可能です。
ただし未成年者と破産者は法律によって認められていないため、注意が必要です。
■遺言執行者の選任が必要なケース
遺言書に「認知」「相続人廃除」という記載がある場合は、選任が必要です。
また、記載がない場合は遺言執行者の選任は自由なので、無理に遺言執行者を決める必要はありません。
▼まとめ
遺言執行者は、未成年と破産者以外であれば誰でもなれます。
あらかじめ決めておくと相続の手続きがスムーズに進められるため、遺言を作成する場合は選任しておくと安心です。
『羽鳥法律事務所』では、文京区で弁護士によるさまざまなお悩みをサポートしております。
遺言執行者の選任に関してもご依頼を承っておりますので、疑問やご不明点がある場合は当事務所へご相談ください。

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